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超能力があることを 自分は自覚していて
でも誰かに誉められたり、羨ましがられたりすることもない。
これは内心ムズムズして痒くて、いつか自分が爆発しそうになるくらい 気持ちの悪い状態だった。
が、それが自分の選んだ道。
要するに、タイミングを失ったわけだ。
超能力を見せて、大々的に御披露目して、それで一件落着。
そんなこともしようかと思った、しかし
そんな
どこかのワイドショーやらで圧死するよりかは
よっぽど賢い生き方だった、と 今ではそう自負している。
そんな俺の名前は 梅滝 夏喜
ウメタキ ナツキ
そんな名前だった。
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