214人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
ある日。
「わ、最悪!」
「、どしたあー?」
「漢字なもやってない!」
「あー、まあドンマイだ♪」
「わー!ヤバーい!」
案の定その小テストは追試で、漢字が苦手なわたしはなにもやらずにいった。
あ、藤井..
追試の教室は3号館で、私たちの教室から離れた場所だった。
ガラッ。
扉を開けると、大好きな藤井がいすに座ってた。
「はいー、赤鷺さん、そこ座ってください」
「う、うん。」
緊張をほぐすために、思ってもいないことを言ってしまう。
「なんで追試なんかあんのー?藤井のいぢわるー。」
「はいはい、黙ってやって、」
「ぶー。ショウカン?わかんなああいー」
「勉強してきた?」
「...。」
「して来いって言っただろー!(笑)」
「聞いて、なかった。あははっー」
「いつまでも終わんねぇよ、合格しないと、(笑)」
終わんなくていんだけど..←
なんて思いながら、
「せんせー、難しすぎ。」
「知らん。お前しかいねんだから、この追試。(笑)」
「え、まじで?」
「おう、」
「それ、ヤバいねぇ。」
「それ、ヤバいねぇ。じゃねぇ、(笑)」
「はい、出来た♪」
プリントを渡す。
最初のコメントを投稿しよう!