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鬼塚の唐突な発言に渡辺が固まる。
「さっき先生から連絡があった。JKのお嬢ちゃんに写真を調べてもらったら、逆に呪い殺されそうになったそうだ・・・」
「天海さんが!!?」
鬼塚は渋い表情を見せると、横目で渡辺を見た。
「要するに・・俺たちの手に及ぶ相手じゃないって事だ!!ここから先はオカルトJKの出番だ」
渡辺は青ざめると、無言でスーツの内側に手を突っ込んだ。そしてわずかに手を震わせながら、封筒を取り出す。
「鬼塚さん、これも危ないんじゃ・・・」
「ちょっと貸してみろ!!」
鬼塚は渡辺から封筒を取ると、中に入っている写真を静かに取り出した。
「これはっ!!!?」
両目を大きく見開いたまま、鬼塚の動きが止まった!!
「鬼塚さん、大丈夫ですか!!?」
渡辺も恐る恐る写真を覗くと、大きな声を上げた!!
「か、顔が、はっきり写っている!!!」
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