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「隊長、準備出来ました」
「こっちもだ」
ケイジとガイツから連絡が入る。
「マークは?」
「今終わったよ」
通信が入り、マークのザクが格納庫から出てくる。
外はとても静かで、モビルスーツの歩行音が響く。
丘陵地帯の丁度影の部分にあるこの基地は、気候もよく敵にも見つかりづらい最適な位置にある。
こんなに静かな場所で戦争が起きているとは、考えたくない現実だった。
「バックアップ部隊、用意は大丈夫か?」
ホバークラフトが二機、ケイジのドムの後ろについている。
「大丈夫です」
準備は整った、作戦開始だ。
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