🍀悪夢🍀

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いつものように起きて、学校に行く準備をした。今日は、あの青い鳥は居なかった。   まるでこれから嫌な事が起きるかのように……。  「……紀、美紀ッ!!どうしたのよ。さっきからボケーっとして。何かあったの??」 母は美紀を心配し、尋ねた。  「何でもないよ。心配しないでよ母さん。」 「ならいいけど…。」 「もう、学校行かなきゃ。いってきます。」 「いってらっしゃい。気を付けてね。」 美紀は家をでた。  「はよ美紀。」  美紀は下を向いていた顔をバッとあげた。そこには彼氏である尊が立っていた。  美紀は嬉しそうに笑った。  「尊おはよう。」 二人は手を繋ぎ学校に歩いていった。学校に着き、下駄箱に行った。 美紀は自分の下駄箱を開けた。  しかし、上履きはズタズタに切り裂かれ、バカ、ブス、城咲君と別れろ、死ねなど書かれていた。  そこに尊が来た。  「ひでぇ……。誰だよこんなことする奴。俺が許せねぇ💢💢」 「大丈夫よ。こんなのほっとけばいいし。」 「もっと俺に頼れ。俺は美紀の彼氏だろ??」 「ありがとう。尊がいるだけで頑張れるから。」 美紀は笑顔で尊に言った。二人で教室に向かった。  ━━ガラッ   美紀と尊はドアを開けた。 し~~~ん 教室は静まりかえっていた。視線だけは美紀に向いていた。  “はぁ~💧💧帰りたい” 美紀は思っていた。
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