2人が本棚に入れています
本棚に追加
茶の間に行くと、石田はどこからか持ってきたのか、腰にある日本刀を抜こうと手を伸ばしながら居た。
石田の目の前にはたどころが……。
「貴様が何故個々にいる!!ドモン・フォン…であ……で……ったどころぉぉお!!」
「え?そりゃあ、主人の携帯電話ですから。主人と一緒に添田さんの家に遊びに来たんです~。」
「貴様ぁぁぁぁ!!」
「はいはい(笑)」
いつの間にか私の隣に来た梅子が、茶菓子に手を伸ばしながら(すでに食べてる)言った。
「なに?おまいら知り合い?www」
「違う!!何故かコイツが私の近くに毎回毎回居るのだ!」
石田がたどころに指を差しながら答える。たどころは無表情のまま
「べつに居たくて居た訳じゃなくて、偶々居合わせただけじゃんー。」
と返す。
なんだ知り合いじゃないか。
.
最初のコメントを投稿しよう!