出会い

6/7
前へ
/22ページ
次へ
茶の間に行くと、石田はどこからか持ってきたのか、腰にある日本刀を抜こうと手を伸ばしながら居た。 石田の目の前にはたどころが……。 「貴様が何故個々にいる!!ドモン・フォン…であ……で……ったどころぉぉお!!」 「え?そりゃあ、主人の携帯電話ですから。主人と一緒に添田さんの家に遊びに来たんです~。」 「貴様ぁぁぁぁ!!」 「はいはい(笑)」 いつの間にか私の隣に来た梅子が、茶菓子に手を伸ばしながら(すでに食べてる)言った。 「なに?おまいら知り合い?www」 「違う!!何故かコイツが私の近くに毎回毎回居るのだ!」 石田がたどころに指を差しながら答える。たどころは無表情のまま 「べつに居たくて居た訳じゃなくて、偶々居合わせただけじゃんー。」 と返す。 なんだ知り合いじゃないか。 .
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加