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タイトル未定2
「いつまで封印する気なんだ?」
「誰だ!?」
「もう忘れたか?俺の名前はタクマだ」
「……タクマダ…だと?
そんなやつは知らん」
「タクマ、だ」
怒ってらっしゃる?でも勝手に俺の夢にしゃしゃり出てきて怒られるのは気分悪いぞ?
「俺の事忘れたのか?会長」
会長ですと?生徒会長とかのことか?
まさかそこまで悪質なイジメに発展しているのか?
まだ数日しか学校にいってないと言うのに生徒会長って。
「アンノウンのだよ、バカ」
「……そうならそうって言ってくれよ」
「お前が今も昔も変わらないアンビリバボーな想像力で勝手に話しをすすめて言っただろうが
それに途中から気づいてただろ」
「バレてた?……じゃあこっからは真面目な話しだ。
そっちでは俺の事を知っている奴は?」
そっちとはアンノウンのことだ。
「今も昔も変わらねぇな」
「じゃあアイツらだけか?」
「どうしてそんなに秘密にしたがるんだ?
それに誰が信じるんだよ?本来自分達より劣る人間が自分達が封印したなんて」
「一応念のためだよ
それに恋歌達が危険になるかもしれないからな
それに俺は人間じゃない」
「お前は間違いなく人間だ、現実は否定するな」
「誰の教えだよ」
なつかしい言葉、育ててくれた人たちの大切な言葉。最後の言葉。
「わかってるだろ?」
「わからねぇよ」
お互い笑いあって俺は目が覚めた。
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