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「それなら俺も変わったよ
マナを使えなくなった」
「使えなくなった?どういう事!?」
「それは秘密」
「……昔は私より強かったのにね」
「それでも恋歌に負けるとは限らないよ?」
「私が落ちこぼれに負けるとでも?」
「どうかな?」
「どういう事よ?」
「だから解らないって、それより、他の皆のこと教えてほしいんだけど」
「まず最初に変わったことは護は学校をやめてギルドに入った」
「何で!?学生は入れないんじゃないの?」
「1年前変わったの。まぁ学生は実力がある人か紹介じゃなきゃはいれないけどね。私の家族も強制的にギルドにいかされたよ」
「何で護も行ってるの?今の話を聞く限りギルドはかなり強くないと入れないんじゃないの?」
先程のマシンガントークを利用して僅かな時間に喋りまくっていたことのなかにそう言っていたのだ。
「貴方がいなくなってとても強くなったのよ?貴方の2年前何て軽く凌駕するんじゃないかしら?今戦ったらボロボロね」
「所詮2年前の俺だろ?今戦ってどうなるかわかんないだろ?」
刀だけでギルドの集団も倒せるのに?
「わかるよ
マナがない人なんて他の人の足を引っ張るだけじゃん」
「普通の人ならね………でも、俺は違うよ?」
「負け惜しみにしか聞こえない」
「人って変だよね?ワザワザ自分達と違うものを見つけ出して1つのことを決めつけるんだよ?」
「話を変えないで」
「ごめん、でも俺の話しも聞いて………」
「…………いいよ」
「もし、アンノウンに俺が」
「着いたよ?取り合えず中に入って。中で話そう?」
「やっぱ話さなくていいよ
本当に入っていいかな?」
「いいよ」
「お邪魔します」
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