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…………………女の人の家………………………………って感じしないなぁ
必要最低限の物しかない
「何もないね」
「別にいいでしょ。荷物なんてあっても邪魔なだけだし」
「でも武器は沢山あるんだね?」
「そう言うところはよく見てるのね」
「観察力は自慢できるからね」
「変態」
変態?なんで?そう思い改めて辺りを見回すとそこらに洗濯物がゴロゴロ。
「人呼ぶくらいなら片付けとけよ」
「アンタが転校してきてるなんて聞いてなかったから。」
「答えになってないぞ?
1つ気になったんだが
このシャツ七海のだよな?なんであるんだ?」
シャツにでかでかと七海と書いてある。
「七海この家に住んでるから」
どういう事だ?この家って……俺が今いるところ?なんで?
「えと…ごめん。ワケわかんなかったから詳しく」
「殆んどの親は軍とギルドに強制的にいかされてるの、だから親がいないって訳、わ・か・る?」
「いつ親は帰ってくるの?」
「私はこの1年で2回しか帰ってきてないわよ2回ともお母さん」「お父さんは、まさか……」死んだ?
「お父様はレジスタンスを探すため軍にも帰らずに探し回っているわよ。軍とギルドが手を組んで」
「何でレジスタンスを?」
一緒に戦った仲間のはずなのに??
お礼でもしてくれるのかな?
「アンノウンとレジスタンスがいなくなったのがほぼ同期
疑われるのは当たり前でしょ?」
お礼参りの方ですか。勘違いで殺されそうになっているんですね?俺達。
「レジスタンス消えた理由とか考えなかったの?」
「もし、英雄なら何故姿を見せずに消え去るのよ?逃げたに決まってるじゃない。」
みんなアンノウンだから人に嫌われていた……何て言えないし…
「理由はあるんだよ?どんなことにも絶対」
それしか言うことねぇよ。軍もアンノウン倒すためにアンノウンを使ったってのをばらさないために消そうとしてるのかな?
また返り討ちだな。
「まぁつまり親がいないから七海と一緒に住んでるってこと?」
「まぁ護も一応住んでるよ」
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