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似たと言っても彼女の容姿は長い黒髪を束ねキリッとした眼は侍みたいだが程よく出る所は出てスタイルは均等が取れている。
モヤモヤ感はあったが別段気にする事もないのでそのまま授業を受けた。
そして、放課後
ハル「すいません、わざわざ校内を案内してもらって。」
桃華「いいえ、学級委員長としては当然の責務ですから。」
と教室や特別室、体育館等などを案内してもらい最後にとある部室の前に到着した。
ハル「ここは悠儀部(ゆうぎぶ)と読むのかな?
遊戯とは違うんだね。」
桃華「…ゆうは悠久の悠ではるか遠い昔の事。
ぎは儀式の儀で、ある決まり事によって行う儀式。
つまり遠い昔に行われていた儀式(出来事)を行う部よ。」
ハル「……ふ、ふ~ん~なんか凄い部みたいだね(いろいろと…)」
桃華「実は、私はこの部の部長もしているのだけど貴方をこの部に誘いたいの!ダメ…かな?…」
と上目使いをして頼みこんでくる桃華にハルは狼狽えながらも
ハル「と、取りあえず入部するしないは置いて、この部は儀式をすると言っていたけどどんな儀式をするの?祝詞呼んだり、神楽を舞ったりするのかな?」
部室の戸を開けた時に窓からさした夕日と重なって桃華の雰囲気がガラリと変わった気がした。
桃華「いいえ…行うのは…
【鬼退治】よ!」
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