1 開演

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はぁ、はぁ、全く冗談じゃないよ! 転校早々妙な事に巻き込まれたくないし早く帰ろう。 ピーーーーーン! ん!?なんだこの空気が張り詰めたような感じは!?周りの音が消えたような気がした。 自分だけ此処に取り残されたような…なにか…何かがヤバい! グゥルルルル… ?今のは何だよ! フシュルルルル… 何か…来る!! ガァアアアア! ??「ホウ この領域で普通に動ごける人間が居るとは?きさま絵巻(えまき)持ちか?」 ハル「はぁ!?絵巻?そんなもの持ってないし、意味分かんねー!何なんだお前は?化け物か!?」 ??「ハーハハハハ!絵巻の主人公でもないヤツがこの領域内で普通に動けるか! 時代…というやつか我も過去の異物なのかのう。 まぁいい…人間よ我は鬼だ! 牛鬼と言われてる者だ 。お前は我が糧となれ!」 ハル「牛鬼!?確かに牛の顔をしてマッチョな体系に金棒なんか持ってやがる! あんなので殴られたらイチコロだ!しかも喰われるだ!?ふざけんな!」 晴明はまた走り出した。牛鬼は笑いながら楽しそうに追い掛けて来る。 牛鬼「ワァハハハ、面白いぞ人間!我と文字通り鬼ごっこをする着か?簡単に捕まるなよ、捕まったら喰われるぞ!」 ハル「ちくしょう!何なんだ今日は!?厄日か!」 そして、現在に話が戻る……。
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