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その言葉に静久も頷き、楠本に向き直る。
「それに……‘人体実験’なんて言われたら、行かないわけにはいきませんから。」
二人の瞳には、既に迷いはなかった。
「安達、楠本さん。心配しなくても、前回の借りはしっかり返しますから♪」
「は、はい!ありがとうございます!……あれっ?何か俺、今呼び捨てに―…」
「うん?そうだっけ?」
幸羽はいつもの意地悪な笑みを浮かべた。
「じゃ、とりあえず行ってくるよー。」
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