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「殺し屋組織がフリーの殺し屋雇うとか、聞いたことないんだけど。」
「うん…。しかも話がちょっとややこしくて。」
「?」
とそこへ、ファックスで何かが送られてきた。
静久がそれを取りに行く。
手渡された紙には、あの赤いウサギのロゴが印刷されていた。
長々と続く文章に目を通し、幸羽は顔をしかめた。
「面倒事を押し付けたいだけなんじゃないの?」
「…わからない。でも支払いはちゃんとするって言ってたし…。」
短い沈黙の後、幸羽は思い直したように言った。
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