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すると、幸羽は何かを納得したかのように、
「ん。了解。」
と、明るく一言で返事をした。
「シズ、もうそのくらいにしてあげたら?二人も精一杯頑張ってるんだし。」
「?どういうこと?」
眉をひそめ、振り返りながら尋ねる静久。
そんな彼女を払い除けるように、
「単なる私の気分。」
とだけ言い、幸羽は子供たちの方へと注意を向けた。
「はじめまして、私は雲永幸羽。よろしく♪」
「!」
「…!」
彼女が声をかけると、びくっと二人は跳ね上がった。
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