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「では、ルベリア・イルミネス、娘は任せたよ。」
30代くらいの短めの茶髪に水色の瞳の優しそうな顔のおじさんが少年に言った
「はい、お嬢様は私の命に変えてもお守りいたします!!」
キリッとした表情の短めの銀髪に黒の瞳の整った顔立ちをしたルベリアと呼ばれる少年がバッっときょうつけをしながら答えた
「あまりそうかしこまらずとも良い」
おじさんがそう言うとルベリアは首をブンブン横に振り
「アクア・イルミネス様に私は仕えておりますがゆえに……」
とルベリアが話している途中にアクアと呼ばれるおじさんが
「昔のようにアクアおじさんと呼んでもいいんだよ」
アクアはニカっと笑っいながらそう言った
「あれは昔の話です!」
ルベリアがキッパリ言い放ちアクアは少し寂しそうな顔をしたが
「まぁよい、楽しんできなさい」
とニコニコしながら言った。すると奥から
「ルベ君ー!!、行くよー!!」
とピンクの髪を腰まで伸ばした水色の瞳の可愛らしい顔をした少女が走ってきた。
「ではアクア様、行ってまいります」
とルベリアが言うと
「おとーさん行って来ます♪」
少女はぺこりとお辞儀をし、ルベリアの手を引き走り出した「おっ、お嬢様っ!!」
ルベリアが声をあげるも
虚しくものすごい速さで行ってしまった
「頑張れよ、ルベリア、フェリス」
アクアは2人が消えて行った方向を見て呟いた。
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