遊園地

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日曜日。 『あの、さ?本当に私で、良かったのかな?……不安。』 理穂………。 「カーワーイーイー!!」 可愛いすぎる。 「理穂、用意できた?もう行くよ!」 行こうとしたら、思いっきり腕を掴まれた。 「え…何?『ちょと待って!のえ、その格好で行くつもり?』 理穂は、あり得ないと言うかのような顔をしていた。 「え、変?」 普通に、Tシャツとズボンなんだけど? 『好きな人と遊びに行くんでしょう?なのにそんな格好、ダメ!』  まぁ…ね。 「良いのよ、私には可愛い服なんて似合わないし、そんな格好して行ったら笑い者にされるよ」 私は、良いんだよ。これで。 『のえ、可愛いのにもったいない』 いやいや、あなたの可愛さに比べたら… 「行こう!」 『…うん』 ごめん、ありがとう理穂。
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