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遊園地
恭二と仲良くなってから、1か月がたった。
尚也とは、相変わらずって感じ。
あ、でも最近
『新井田!オレら日曜に遊びに行くんだけど、お前もくる?』
よく遊びに誘ってくれる。
「え、いいの?」
どうしよう、嬉しい。
『いいに決まってんだろ!お前とオレの仲じゃん?』
……あー!今、ドキッとしてしまったぁ!
この気持ちに蓋をするって、決めたのに。
『…へー、いい感じじゃん。良かったな』
私にだけ聞こえる声でそう言い、私の頭を優しく撫でる恭二。
『あ、恭二もいるからな』
え?
『…のえ、花井さんも誘ってくれる?』
花井って……
「理穂の事!?」
私の親友だ!
「え、何?理穂の事好きなの?」
『え?いや、どうせ他の女子誘うなら、花井さん良い子だし、のえの友達だしどうかなって思って』
なんだよ…
『花井?…のえ、誘っといてくれる?』
「わかった。」
楽しみだー!
……全然吹っ切れてない私。
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