―エピローグ―
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街中の連なるビルの中 もう誰も通らないような時間に俺はいた。 昨日までは「普通」だった。 いわゆる普通の高校生活をしていたはずだ。 友達とふざけて、授業で爆睡して… そんな日々だったはずだ。 どうしてこうなった? わからない わかるはずがない いや、思い出せない―― 「お前…誰なんだよ!」 「誰でもないさ。ただ、これからは俺がお前だ。」 そうして俺の記憶は、再び途切れた。
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