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「俺は貴方と戦いに来た訳じゃ無いんですけど……」
「関係無い。 龍桜は私たち中国マフィアの最大の敵だ。」
俺はそう言うなり、 壟謦に襲い掛かった。
しかし俺の剣は、 壟謦の頬をかすっただけだ。
チッ……すばしっこい奴だ。
すると俺の腹に向けて壟謦の蹴りが来たので、 手でそれを抑え、 足で壟謦の頭を狙う。
しかし止められてしまう。
「ふぅ~今のは危なかったですね。」
壟謦はそう言うなり俺の足を掴み、 背負い投げみたいにやってきた。
油断していた俺はまんまとやられてしまい、 床に仰向けで倒れてしまう。
中国マフィア次期首領とあろう者が、まさかこんなに容易く仰向けにされてしまうとは……弱くなったな、俺。
俺の腹の上に壟謦は乗ると、 俺の懐に合った銃を、 俺の頭に銃口を付ける。
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