371人が本棚に入れています
本棚に追加
「凄い格好ですね……今外しますので少し待っていてください」
男は俺にそう言うと、 ポケットから針を出して、 手錠の鍵穴に針を通して手錠を外した。
「蓮莠様」
男は嬉しそうに笑ってくる。
この男になにかやって貰うと、 男の願いを叶えてやらないといけない。
「ハァ……次はなんだ?」
「一緒に蓮莠様と寝たい」
めんどくさい。
「じゃあ早く寝るぞ」
俺が言うと、 嬉しそうに男は近付いて来た。
そして一夜を、 この男と過ごした。
男は美青年で、 寝ているこちらが少し恥ずかしい。
たまに襲われたりしたがな。
最初のコメントを投稿しよう!