二章:気に入る

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俺は内心ニヤリと笑い、 自分のポケットに合った手錠を、 蓮莠の手に付けてもう一方をベッドの足に付けた。 「ふざけるな!! これを外せ!!」 「似合いますよその格好、 その手錠は部下に言って、 外して貰うと良いですよ? では俺は此で失礼します」 俺はそう言うなり、 窓から飛び降りた。 李蓮莠。 これは面白くなりそうだ。 それに……蓮莠は多分、 本気で戦ってはいないだろう。 気に入った。 流石は『残虐の女王』。 そして『美しき眠り姫』。 .
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