三章:ブレイン

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俺がそう言うと全員立ち、扉の方に消えていった。 多分、作戦を練りに行ったのだろう。 それにしても、皆変わってしまった。 「蓮莠さん。私はどうすれば良いですか?」 「ブレインか……ブレインは私と共に来てもらおう」 俺はブレインにそう言うと、自分の部屋に向かった。 「今から龍桜の情報を集める。ブレインはハッキングは得意だろう?」 ブレインは俺がこれだけ言うと俺が言いたい事が分かったのか、インターネットが置いてある席に座った。 「じゃあやりますので、蓮莠さんは情報を集計してください」 「分かった」 私はブレインの隣に座り、情報を集計した。
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