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あの頃の俺は誰にも心を開かなかった。
毎日がつまらない。
朝と昼は学校に行き、夜になったら人を殺す。
これが俺の日常だった。
そんな時、俺の運命が180度変わる出来事が起きた。
蓮莠さんが転入してきた事。
初めて蓮莠さんに会った時、俺の蓮莠さんへの第一印象が『光』だった。
暗い所に居る俺にとっては、蓮莠さんは眩しすぎた。
前で自己紹介の時の笑顔、喋り方、全てが眩しくて、裏の事を何もしらない純粋な心の持ち主。
けれど俺とすれ違った時、 微かに血の匂いがした事をはっきりと覚えている。
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