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俺が昔の事を思い出していると、蓮莠さんを起こす時間になっていた。
俺は急いで蓮莠さんを起こす。
「起きてください。もう時間ですよ」
俺が言うと、蓮莠さんは嫌々ながら起きる。
「も……そんな時間?」
「はい」
蓮莠さんは若干寝ぼけているのか、何時もと雰囲気が違う。
まぁ言わないけど。
「良く寝た……龍桜の情報は入ったか?」
あっ……元に戻った。
「人数と、幹部の名前だけなら入りました」
「そうか」
俺が言うと蓮莠さんは静かに笑った。
まぁ笑ったとしても、嘘の笑みだけど。
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