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次の日、携帯に電話しオウミの講義終了時間を聞き、互いの講義が終わった後、車でオウミの家に行った。
大学から車で数分のところ、やや田舎な雰囲気の場所に家はあり、都会なら億はしそうな立派な家が建っていた。
同じ敷地内に、母屋、離れ、プレハブ小屋、駐車スペースがあった。
オウミはボンボンでは?と思った。
オウミの話によると、プレハブ小屋は昔、叔父さんにあたる人が針灸の治療院として使っていたらしい。
現在叔父さんは結婚して、別の場所に移り住んでしまったので、空いた小屋はオウミ兄弟の勉強部屋として使っていたそうだ。
入ると、エアコン、テレビ、ベッド、本棚、小さな冷蔵庫があった。
兄達の友人のたまり場として有名だったとか(笑)
本棚には、参考書の他に、雑誌、カードゲーム専門誌、ゲーム攻略本、パソコン関連書籍が並んでいた。
「狭いとこだけど、ゆっくり出来ると思うよ」
「ボクのアパートよりましさ」
互いに謙遜しあった。
が、ボクのアパートより上だと思った。
「なんか、飲むかい?」
「コーヒーは好きか?」
「ブラック以外は」
「ならいい」
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