10人が本棚に入れています
本棚に追加
店を出て
「もう一軒いいですか?」
洋二が徐に言った
もう午前0時を過ぎていた…
どうせ帰りも二人でタクシーなので
気にせず
『いいど~何処や?』
「ガールズバーです」
『ガールズバー?』
「ここも二千円ですよ」(笑)
洋二は安い所を良く知ってる!
『いこうぜぇ』
五階に止まったエレベーターから降りて
店の入り口のドアを一番先に開けたのは
紛れもない僕でした…
固まった
固まってしまった
一瞬時が
止まった?
そこには、夜の店には相応しくない
女性が、カウンター越しから見えていた
横顔が
素敵でした
何より
笑顔が素敵すぎて
初めてかもしれない
顔だけで、ここまでしびれたのも…
でも、
近くに来たら話せない(泣)
顔もまともに見れない自分がいた
これが一目惚れなのかな?
最初のコメントを投稿しよう!