出逢い

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店を出て 「もう一軒いいですか?」 洋二が徐に言った もう午前0時を過ぎていた… どうせ帰りも二人でタクシーなので 気にせず 『いいど~何処や?』 「ガールズバーです」 『ガールズバー?』 「ここも二千円ですよ」(笑) 洋二は安い所を良く知ってる! 『いこうぜぇ』 五階に止まったエレベーターから降りて 店の入り口のドアを一番先に開けたのは 紛れもない僕でした… 固まった 固まってしまった 一瞬時が 止まった? そこには、夜の店には相応しくない 女性が、カウンター越しから見えていた 横顔が 素敵でした 何より 笑顔が素敵すぎて 初めてかもしれない 顔だけで、ここまでしびれたのも… でも、 近くに来たら話せない(泣) 顔もまともに見れない自分がいた これが一目惚れなのかな?
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