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それから映画みて
ゲームセンターに行った
未来「ねぇ」
笹原「んぁ?」
ゲームに夢中な笹原は
一瞬私をチラ見して
また、ゲームに目をやった。
「あれ?笹原??」
どこからか、
綺麗な声が聞こえた。
笹原「なんだよ、未来」
ゲームオーバーに
なったのか、
こちらを見る笹原。
けど、今呼んだのは
私じゃない。
「...笹原だよね??」
笹原も私じゃないことに
気付いたのか
後ろをみた。
笹原「さ...より?」
驚いた顔で見ていた。
その目線の先には
綺麗な女性がいた。
「..あぁ!!よかった。笹原じゃなかったらどうしようと思ったんだよ!!」
笹原「わりーわりー!!お前何でこんなとこにいんの??」
目の前で
楽しそうに会話をする二人。
話しについてけない...
「ちょっと、友達と遊びに!!」
笹原「へー。」
「へーって!!聞いたの笹原じゃん。興味なさそうにして!!」
笹原「興味ないもん」
「酷い!!てか、笹原身長伸びたね??」
そう言って
笹原の頭を背伸びして
触っている謎の女性。
笹原「お前はちっちゃいまんまだな!!」
「うるさいなぁ!!もうっ」
ねぇ...
何で二人は楽しそうに
喋ってるの?
笹原?その人誰??
約束したじゃん!!
私は下唇を噛み締めた。
「あれ??そーいやぁ、ネックレスは??」
笹原「...っあー...その...」
なに気まずそうにしてるの。
そんなに私に聞かれたくない?
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