18歳。ピンサロ天使。

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あたし、愛されたかったんだよ。 でも、気付いちゃったんだ。 愛はお金がないと買えない。 あたしにお金を稼ぐ術がなくなったら、捨てられる。 レンちゃんが仕事だと言ってたのは、ギャンブルだった。 やめて欲しくてもあたしには言えなかったよ。 あたしはレンちゃんが全てだったから。 18歳の誕生日に、地元の駅前にあるギラギラした看板の店へ面接に行った。 その店が、今のあたしの輝ける場所。 あたしは天使。 男に選ばれてお金で買われて、一滴残さず精液を出してあげる。 淋しい男を救済する天使なの。
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