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チュンチュン
もう朝か…
どうも、桐島 蓮寺(キリシマ レンジ)です
この小説の主人公やってます
それにしても眠い…
後少し寝ます…おやすみ…zzZ
バンッ!!
「蓮寺!!朝よ!!起きなさいっ!!」
っと俺を起こすこの人物
黒い髪にキリッと凛々しい顔立ち
例えるなら大和撫子
もう10年以上の付き合いに
なるのだが
あい変わらず綺麗だと思う
この人は俺の幼馴染み
中野 雫(ナカノ シズク)
家が隣と言うことで
物心つく頃にはすでに
一緒にいた
1つ上で頼りになる姉みたいな
存在だ。
あと一応俺の初恋の相手である
なぜ過去形かは
中学の頃
雫姉に告白してフラれてる
男子を見て…だ
その時の雫姉の一言
『前から好きな人がいるの…だから…ごめんなさい』
だった…
雫姉…好きな人いたんだ…
俺はそれで聞く勇気もなく
自分の恋心を押さえつけた
うん。我ながら思う。
俺、ヘタレだな…
雫姉にフラれるのが怖い
この関係が無くなるのが
嫌なんだ…だから言えない
うん、女々しいね…
そんなこんなで現在進行形の
幼馴染みだ
雫「ほら蓮寺、起きなさいよっ!!」
蓮「ん~…あと5分…」
雫「ダメ!!早く起きるっ!!」
蓮「うぅ~…じゃあ雫姉、キスして」
雫「ふぇ!?///しょ…しょうがないわね////」
蓮「なんてね…冗談だよ」
雫「冗談…?」
俺が『うん』と言うと
雫姉は拳をワナワナと奮わせ
雫「バカっ!!」バコッ
蓮「ヴッ!!」
鳩尾に一発決めてきた…
雫「ふんっ!!もう知らないっ、先に行く///」
っと顔を真っ赤にさせながら
階段を降りていった
あぁやって『知らない』と
言っても毎回起こしに来てくれる
雫姉は今流行りの『ツンデレ』なのだろうか?
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