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―風呂場―
三人は約束をした通り、風呂場の前に集合していた。
「よし…。俺は今から風呂に入る。……風呂に誰も入れるなよ…?んで、お前らも覗くなよ?それができなかった時には、一ヶ月間俺のパシリ&家事全般をこなしてもらう。いいな?」
「リョーカイです」
「……わかりました。」
ほんとにわかったのか?特に総司は。心配だ。実に心配だよ…。でも、仕方ないか……。こうでもしないとこいつら頑固だからさ……。
「副長…?どうなされましたか?眉間にシワがよってますけど…」
「ん……、あぁ、すまんな。考え事をな。」
お前らの、なんて言ったらどうなるんだろうな…。
間違いなくめんどくさい事になるだろうな…。
「ひーじかーたさーん、早く入ってくださいよ~。私まだお風呂に入ってないんですけど。そんなに覗かれたいですか?」
「わかったよ、今から入るから落ち着こう、な!?」
ガラッ ピシャッ
「ふぅ…。やっと一人になれた」
今日は疲れたな…。
あいつらが来てから……
「もうこんなの懲り懲りだ」
土方はぶちぶちと愚痴を零しながら入浴した。
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