―いち―

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朝日が昇り初める時刻。 ドタドタドタドタッ バンッ 「おはようございます、土方さん!!」 早く起きてください!! と、土方を起こしに来たのは新撰組一番隊組長、沖田総司である 「………むっ……もうちょっと………」 「早く起きなきゃ、朝餉がなくなります!!」 「…………………」 それでも起きない土方に、少しイライラしてきた沖田。 ピコーンッ 「閃きました!! 梅の花~、一輪咲いてもu「ちょっと待ったァァァ!!落ち着け!!起きるから!!」もう、起きてるなら早く起きてくださいよ~。」 「はぁ~……、わかったからさっさと出てけ。お前がいると、着替えらんねぇ…」 女だってばれちまう、と思いながら沖田を追い払おうとした。 が、 「私は早く朝餉が食べたいんです!!だから、着替えるの手伝います!!」 ん?…………今の俺の聞き間違いか…? 「もう一度言ってくれるか?」 「だーかーら、私が土方さんの着替えを手伝います!!そのほうが早いんで!!」 「はァァァァァァァァァ!?」 、
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