矢坂冬斗

8/10
前へ
/91ページ
次へ
あたし…完ッッ璧にクローゼットなんて見ていませんでした… 「早く着替えてくれ。珠稀が部屋に入れないだろ。」 「あっそうですね…!!!」 冬斗様は部屋から出ていき、私はさっそくメイド服に着替えた。 珠稀さん、あたしに何のようだろう。 鏡で自分の服装を確認してみる。 胸元に大きなリボンがあって「yasaka」という文字が入っている。 「我ながら……似合ってる(笑)」 くるっと一回転してスカートをひらめかせてみせる。 トントンッッ 「あ、はーい」 「入りますよ。」 珠稀さんだ。
/91ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加