矢坂春斗

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「あっ!!あの!!!!起こしてしまってすみません!!!」 春斗様はまだ眠いのか、意識がはっきりとしていないのか、ボーっとしている。 そしてもう一度私を見た。 すると満面の笑みを浮かべた。 「はじめまして、だね。俺は矢坂春斗。君、どうしたの???迷子とか???」 「いやっ…あたしはっ!!」 春斗様は私のメイド服を見つめて気づいたように言った。 「まなみ。」 「え???」 「君が森崎まなみだね??」 「あっ、はい!!!」
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