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…そしてとある場所へ。
「ようこそ我が根城へ!要塞へ!!本拠地へ!!!ここが我がたっちゃんの第二の我が家だ!!」
…どう見ても体育教官室だった。
「ん?なんだ不服か??」
「いや…ここは生徒が勝手に入っていい場所じゃ」
「ちっちっちっ、甘いなボウズ。俺を誰だと思ってるんだ?」
正直誰だか分かんないです…
「ほら、これを見ろ」
指さされたところを見ると、本来ならば『体育教官室』と書かれるべきところに『たっちゃん本部』と書かれている。
「なっ!!大丈夫だろ?」
えぇー…
僕の思考はちょっと追いつかないみたいだ。もうなんかむちゃくちゃすぎて言葉が出ない。
「まぁまぁ立ち話はなんだからほら、座れよ」
僕はたっちゃんの勢いに押されてなすがままだった。
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