部活勧誘!!

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「今、この人たっちゃんよりたちが悪いと思いましたね」 す、鋭いっ… 「いや、そんなこと思ってな」 「分かった。確かにいきなり入れって言われても納得いかないと思う。だったらこうしましょう」 風華先輩は僕の言葉を完全にスルーし、そして更にこう言った。 「ジャンケンです」 「えっ」 「ガーン!その手があったかぁ!!!」 たっちゃんは大袈裟に両手を頭にやって激しく動き出した。 僕は相変わらずことの進展についていけず、口が開いたままだった。 「最初はグー。ジャンケン…」 「ちょちょっとまって下さい!!」 風華先輩の声で我に帰った。危うく流されてしまうところだった。 「な、なんでジャンケンなんですか!それに僕、入りたいなんてまだ言ってないですし…」 「ふぅん」 だからふぅんってなんだ!!
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