130人が本棚に入れています
本棚に追加
暗く淀んだ路地裏……ここも江戸である。
かぶき町からは距離があり…多くのいかがわしい店が立ち並ぶ。
そこにペンギンみたいな生物を探すバカ2人がいた。
桂「坂本ー、いたか?」
辰「いんや、いないきに…」
そう言いながら、目の前にあったポリバケツのふたを開けてみる。
中にはゴミしかなかったが、逆にこんなとこにいたら…と考えると鳥肌が…
辰(あんな化けもんみたいなのはすぐに、見つかると思っちょたんじゃが…)
キョロキョロとあたりを見回すと、ペンギンような人形を発見。
辰「エリザベスかの?」
ぼろぼろになった人形を手に取り、やや消えかけた名札を見た。
辰「これが、おまんの名じゃな?」
人形に話し掛けるが当然、返答はない。
その名札には、『宇宙怪獣ステファン』と書かれていた。
辰「おまんはステファンか……人違いだったぜよ。すまんのー。」
アハハハハと笑いだす辰馬。
人形と話す人なんて不審者ですって!
まだまだ、万事屋には辿り着けそうにありません。
ってか、そのこと忘れてない!?
、
最初のコメントを投稿しよう!