たまには一人旅もいいんじゃない?

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暗く淀んだ路地裏……ここも江戸である。 かぶき町からは距離があり…多くのいかがわしい店が立ち並ぶ。 そこにペンギンみたいな生物を探すバカ2人がいた。 桂「坂本ー、いたか?」 辰「いんや、いないきに…」 そう言いながら、目の前にあったポリバケツのふたを開けてみる。 中にはゴミしかなかったが、逆にこんなとこにいたら…と考えると鳥肌が… 辰(あんな化けもんみたいなのはすぐに、見つかると思っちょたんじゃが…) キョロキョロとあたりを見回すと、ペンギンような人形を発見。 辰「エリザベスかの?」 ぼろぼろになった人形を手に取り、やや消えかけた名札を見た。 辰「これが、おまんの名じゃな?」 人形に話し掛けるが当然、返答はない。 その名札には、『宇宙怪獣ステファン』と書かれていた。 辰「おまんはステファンか……人違いだったぜよ。すまんのー。」 アハハハハと笑いだす辰馬。 人形と話す人なんて不審者ですって! まだまだ、万事屋には辿り着けそうにありません。 ってか、そのこと忘れてない!? 、
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