一章

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「お前ってさ、感いいよな?将来探偵になれよ」 俺が提案するとM君は鼻で笑った。 『感で探偵なんかできるかよ。ならまだハッカーのが楽だ』 「それもそうだ。しかし、今からハッカー目指してたら、その才能を発揮できないぞ?」 M君は成績優秀、天才児と言われる子供だった。 俺からすれば天災児だがな…。 俺はと言うと、成績は中の上。 やれば出来ると思い込んでいる只の馬鹿だ。
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