一章

39/46
前へ
/211ページ
次へ
「死ぬなよ!」 戒がどんな顔してたかは知らない。未だに―。 だけど、泣いてる気がした。 本当は死にたくないと思ってるって…。 そう、勝手に思っていた。 「うるさいな。もういい。俺に関わるな。 ―それと、ここにはもう来るな」 その時はもう関わらないって思っていたのに…。 何故かこいつと…まさか同居するはめになるとは、考えもしなかった。 ただ、生きてほしいって思った。
/211ページ

最初のコメントを投稿しよう!

86人が本棚に入れています
本棚に追加