一章

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段々と小さくなってくる足音。 そして、 「んん―!」 薬を嗅がされ、俺は誘拐された。 目が覚めたのは、翌日の正午。 フカフカのベッドに天涯付き。 すっごい豪華な家だった。 服も俺が着ていた物とは違った。 なんか、スベスベの服。 特に縛られていているとかは無かった。 ただ、身体がダルい。 でかい窓ガラスから差す光に目を細めた。
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