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そして―
白い悪魔の巣窟に足を進めた。
看護士や皆は迷子かと、心配そうな顔をしていた。
だけど、憎たらしい子供な俺は…
―皆…うぜぇ!患者からぼったくりやがって!
全く可愛くない子供だ。
今の俺なら…あの頃の俺をぶん殴ってやる!
まあそれは置いておいて、
同情心を利用した。
「あのさ、看護士さん!あのね~4○6号室に知り合いがいるんだけどさ、部屋の場所わかんないんだ」
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