一章

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子供ながらに考えた俺は、3○6号室の真上にあるはずの4○6号室に向かうことにした。 親切な看護士は笑顔で了承してくれたが… この時も俺は、 ―バカな女だな。あっけなく騙されてやんの。 とか思っていた。 ―よし、いつかタイムトラベル出来るようになったら、殴りに行こう! 今の俺の考えはさておき、病室の前まで案内してもらった俺は看護士と別れた。 ―ここからが本番! ポーチから盗聴器を出すと、ドアの隙間から投げ入れた。
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