一章

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俺は、情報の裏を掴むため、当時俺の悪友だった奴に電話した。 …もちろん公衆電話から。 コールすること5回。 めんどくさそうな声が電話越しから聞こえてきた。 『はい…』 「俺なんだけど、頼みがある」 『何だよ、サボり魔め。僕の情報が欲しいのか?』 まあ実際は、彼の情報では無く、彼の父親の情報だが。 「情報っつーか、ハッキング?してもらいてーんだけど」 彼…名前は…忘れたから、M君でいーや。 M君の父は有名なハッカーであった。
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