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俺は、情報の裏を掴むため、当時俺の悪友だった奴に電話した。
…もちろん公衆電話から。
コールすること5回。
めんどくさそうな声が電話越しから聞こえてきた。
『はい…』
「俺なんだけど、頼みがある」
『何だよ、サボり魔め。僕の情報が欲しいのか?』
まあ実際は、彼の情報では無く、彼の父親の情報だが。
「情報っつーか、ハッキング?してもらいてーんだけど」
彼…名前は…忘れたから、M君でいーや。
M君の父は有名なハッカーであった。
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