雷夜学園

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『そんな事より 早くこの学校について 教えてくれない?』 「そうだな! まぁ、紅茶入れるから 座ってくれよ」 そういうと奥の部屋に行ってしまった する事もないから 近くにあったパソコンで 軽くハッキングして だいたいの学校の状況などを頭にインプットした え?犯罪だって? フフ、関係ないね ‐‐…バタン 「お待たせ~ 持ってきたよ~ って…え゛! 俺のパソコンがぁ~」 『拝借させて貰った まさか待ち受けが悠斗だとわね…クスクス』 「違ッ…っト…エット…それわ…」 『クスクス 大丈夫よ言わないって』 「や…約束だからな~」 『ハイハイ』 「パソコンを触ったって事はもう学校の事は了解済みって訳か…」 『まぁね』 「まぁ、仕方ないか… でもこれだけは言っとく 生徒会には近づくな 裏社会の人達だ 目つけられたらお終いだからな」 さっきの蒼白した顔とは 打って変わり 真面目な顔をした 『わかったわ 大丈夫よ 心配してくれてありがと』 「あぁ… 何かあったらいつでも 此処に来い」 『うん』 「さっ! こんな話は辞めて そろそろ教室行くか!! ちょっと待ってろ」 ゴホン 《1年S組の野々村先生 至急理事長室まで来なさいさもないと…フフ》 『…何それ』 「まぁ、見てて 来るよ  ニャリ」 …バタバタバタ バン!!!! 「ハァ…ハァ… 何の用だよ!!!! ってか “さもないと…” って何だよ!!!!」 ゴゴゴゴ… 「ん?何か言ったか?」 「いえ…何でも… ん?海斗こいつが例の転入生か?」 「あぁ ミトこいつが担任だ ついでに俺の助手をしてる もちろん闇医者の方な 学校では “如月 美奈” にしとけよ 色々面倒だからな」 『わかった』
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