学校

8/27
前へ
/38ページ
次へ
『きゃぁぁ!!』 急に体育館の照明が落ちてきた。 私のすぐそばに… 割れた照明の破片が飛んできて,私の手や足に破片が刺さった。 「痛い…」 「茉莉果ッ!!」 すぐに翼が走り寄ってきた。 「茉莉果ッ大丈夫かッ?!」 「ちょっと破片が刺さったくらいなので,大丈夫です。」 「破片が刺さって大丈夫なわけないだろッ!!」 次の瞬間,急に体が浮いた。 「きゃッ!」 「お前を保健室に連れて行く。おい,お前らそこをどけろ!!」 そう言って私をお姫様抱っこして,体育館から出ていく。 ガラッ!! 保健室に行くと,保健の先生はいなかった。 .
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

74人が本棚に入れています
本棚に追加