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『きゃぁぁ!!』
急に体育館の照明が落ちてきた。
私のすぐそばに…
割れた照明の破片が飛んできて,私の手や足に破片が刺さった。
「痛い…」
「茉莉果ッ!!」
すぐに翼が走り寄ってきた。
「茉莉果ッ大丈夫かッ?!」
「ちょっと破片が刺さったくらいなので,大丈夫です。」
「破片が刺さって大丈夫なわけないだろッ!!」
次の瞬間,急に体が浮いた。
「きゃッ!」
「お前を保健室に連れて行く。おい,お前らそこをどけろ!!」
そう言って私をお姫様抱っこして,体育館から出ていく。
ガラッ!!
保健室に行くと,保健の先生はいなかった。
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