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「先生,いないのか…」
「翼は授業に戻って。私は大丈夫だから♪手当ても自分でできるし…」
「俺がやる。」
「え?」
「俺が手当てをしてやる。」
そう言って,刺さった破片をとり始めた。
「痛かっただろ…」
「大丈夫だよ。そんなに深く刺さってなかったし。」
破片を全部とり終わると,刺さっていたところを消毒してくれた。
しかし,まだ血が出てきた。
すると翼が,その傷口を舐め始めた。
「ちょッ…翼…」
「傷口全部に絆創膏をはるわけにもいかないだろ。だから,血が止まるまで俺が舐めててやる。」
「そんなッ…」
そんなことされたら,恥ずかしすぎて死んじゃうよ!!
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