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「やめてッ!!」
そう言って私は翼を突き飛ばした。
「茉莉果…??」
「もう大丈夫だから…ほんとに。翼は授業に戻って。」
「なんだと?」
しまったッ!!
翼を怒らせちゃった…
「お前は俺の付き人だろ?うちに仕えてるんだろ?今,何をした?」
「突き飛ばしてごめんなさい…でもッ」
翼に手で口を塞がれた。
そして翼はまた傷口を舐める。
傷は痛いけれど,翼が舐めていると思うと変な気持ちになってくる。
私は意識が朦朧としてきた。
翼はそれに気づいたのか,手を離してキスしてきた。
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