74人が本棚に入れています
本棚に追加
「茉莉果は婚約したこと知ってるのか?」
「さぁ?教えてあげない。茉莉果ちゃんはもう僕のものだから。フィアンセだしね☆」
そう言って咲斗はどこかへ言ってしまった。
どういうことだよ…!!
3限目が終わり休み時間になると,茉莉果が教室に戻ってきた。
同じクラスの男子たちが茉莉果の席を囲むようにして立ち,何か話している。
…イライラする。
茉莉果から離れろ。
近づくな!!
俺は教室に居たくなくなって,4限目の授業をサボって屋上に行った。
考えなければいけないことがあるから。
俺は屋上に来るとすぐに電話した。
.
最初のコメントを投稿しよう!