4: seiya side

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教室を出てから、祐に言う。 「…あいつに会いそうな気がする」 「…大丈夫、と言いたいところだけど………」 『言えない』と苦笑いで祐は続けた。 “あいつ”というのはあの朱雀雅仁。 あの最悪な印象はあれからも覆されることはなく、むしろ悪くなっていっていると言ってもいいくらい。 …いや、言い切ってもいいくらい。
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