2: seiya side

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その足音はだんだんと近付いてきて、やがて俺の前で止まった(ようだ)。 「雅仁、遅かったな。」 「天光がはやいんだよ…」 少し苦笑して答える男の声。 この人が雅仁という人なのだろう。 …にしても、なんだこの声…。 聴いてるだけで、無性にイライラする。 俺は思わず顔を上げ、俺の前に立っている二人の男を見た。
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