2: seiya side

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「おはよう、斯波くん」 俺は話し掛けてきた生徒会長を睨む。 「この子、斯波くんっていうの?」 そう言ったのは雅仁とかいう人。 …何。斯波じゃダメなわけ? 「はじめまして、斯波くん」 雅仁って人はそう言って俺に笑いかけた。 「………何の用ですか?」 俺は素っ気なく返す。 困惑した顔を見合わせる二人。 別に、気を遣おうとか思わないし。
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